
1.くらげ
2.私たちのレクイエム
3.伽藍堂
4.クライマー
5.D♭の風鈴
6.きもだめし
7.114
8.旅立つ君の
M1 くらげ
待たないと決めたはずなのにまた待ってる 諦めの悪い私の一部を
あの子と交換してしまえば戻って来てくれるかしら 変われるかしら
正しい言葉が心に痛い時は 正しくないとわかってることを選んでいる時
あの人の誘いに乗ってしまえば楽になれるかしら 帰れるかしら
忍び寄る誘惑から 必死に自分を守るけど
本当の自分ってやつは まだ見つからないんだ
くらげみたいにさ 流れに身を任せてさ
何を変えようとすることもなく ただプカプカ浮いてさ
溺れながらダンスして 暗闇でこそ光って
海の一部になって そっと生きていけばいい
やらなきゃいけないと頑張ってしまって 壊れてしまった私の一部は
誰とも交換することができないから ポンコツのまま愛していいかしら
誰かの為に生きたいと いつも思ってはいるけど
助けてあげたい誰かが 今は自分自身なんだ
くらげみたいにさ 水の中に潜ってさ
何色にも染まらず透明に ただフワフワ揺れてさ
命を繋いで 最後は溶けてしまって
海の一部になって それが支えになればいい
くらげみたいにさ プカプカ浮いてさ
くらげみたいにさ フワフワ揺れてさ
M2 私たちのレクイエム
またねと言い合った あの日々が
当たり前に続いてた あの日々が
突然の知らせを受けた その時から
特別なものへと変わった
深く深く眠るのは 心地良いけど
帰って来れなくなりそうで 怖いんだ
この眠りの先には 何が続くの?
あなたはもう 答えを知ってる
私はまだ 探してる 私はまだ 願ってる
答えを知らない者たちが 今日もレクイエムを歌う
間違えた間違えたと また間違えを悔やむことが
もう間違ってるんだと あなたならきっと笑ってくれる
私はただあなたに「ありがとう」と伝えたいだけ
なのに 今はもう・・・
瞼を閉じると 浮かぶのは
少し高い笑い声と あのヤンチャな眼
明日も泣いてしまったら 心配するかな
あなたはもう 行かなきゃいけない
私はまだ 拒んでる 私はまだ 祈ってる
乗り越えていない者たちが 今日もレクイエムを歌う
大嫌い大嫌いと また自分を嫌っている時は
それでも大好きだと あなたはずっと言ってくれてた
私はただあなたに「ありがとう」と伝えたいだけ
なのに 今はもう・・・
まだあなたに 届けたい歌が
まだあなたと 見ていたい景色が
まだあなたに 聞きたかったことが
まだあなたと まだあなたと
答えを知らない者たちの このレクイエムが
乗り越えていない者たちの このレクイエムが
どうか届きますように 風に乗ってヒカリになって
私たちは今あなたに「ありがとう」と歌ってる
M3 伽藍堂
SNSを開けば誰かが誰かを責めてるよ
バカバカしいな 関係ないな 見なきゃいいのにな
リアルとフィクションが今日も交差していくよ
生々しいな あなたの目をね 見れなくなってんだ
人様の悪意に 溺れて疲れる 自分が嫌になるよ
あなたはあなたで素敵です
私も私で ええ素敵です
お互い様ですからほっといて これで手打ちにしましょう
あなたはあなたでいいんです
私も私であればいいんです
持ちつ持たされる諚をどうか手放してみませんか?
それでもどうやら 眼に映るあなたは 私の中にもいる
ガランドゥ GALANDO garandu がらんどう 伽藍堂
何事に置いても 無視できない私を
誰か褒めてよ せめて止めてよ 断ち切っておくれよ
とはいえ難しい事は右から左へ
流され流れ 行き着いた場所 それが今という日々
誰のせいにも したくはないけど あの日あの時あぁすれば
なんて素晴らしい人生だ
私にもあなたにも春が来て
夏が来て秋が来て冬が来て また春はやってくる
退屈に思っているなら
それこそ幸せという事でしょう
どんなニュースを見ても 目の前の景色には負けてしまうよ
そして何より 目に映るあなたの 笑顔を見ると嬉しくなるよ
ガランドゥ GALANDO garandu がらんどう 伽藍堂
M4 クライマー
ずっと探していた 命燃やせる場所
金色の風なびく あたたかな場所から来た
真っ暗な細い道 振り返ることはない
一筋の光だけ 信じて歩いて来た
完全なるものを目指し 完成されないまま
突き動かされては 試してる この自分を
僕はクライマー クライマー 泣きながら 産まれたんだ
僕はクライマー クライマー 息切らし ただ登る
そっと手を伸ばした 命繋げる為
全ては逆になった 天と地が裏返った
真っ白な霧の中 君を呼ぶ声がしても
振り向いてはいけない 内なる声を信じ
正しいものを目指し 間違いばかり侵し
全てがこの大地に溶けてゆく 還っていく
君はクライマー クライマー あるがまま 生きていいんだ
君はクライマー クライマー 休む事も 必要なんだ
ここは暗いな 暗いな 光なんて届かないな
僕はクライマー 君はクライマー 僕たちは 諦めない
僕らクライマー クライマー 最後まで ただ登る
僕らクライマー クライマー 陽は昇る ただ昇る
M5 D♭の風鈴
今年はすごく暑くなるみたいだから 夏バテする前にサヨナラしよう
このままじゃ不機嫌さも取り繕って 向き合う事すらきっと億劫になるね
今ならちゃんと目を見て話せると思う この部屋の物はほとんど置いてくね ただ
この風鈴だけは私が持って行っても いいですか 今も風になびいて
D♭の音がする 初めての旅行でケンカして
お互い口もきかないまま ただ歩いた
しびれを切らし先を急ぐ あなたの背中を見失って
泣き出しそうになったその時に あなたは現れた
買ったばかりの風鈴を見せて ごめんねと笑った
ちょっとずれてるあなただけど 私も笑ってた
待たなくていいのに待ってしまう私と 2回に1度は遅れてしまうあなた
気まずさを抱えても帰る場所は同じで そんな日々に甘え誤魔化してた
生まれも育ちも仕事も違うから すれ違いはきっと仕方の無いこと
その度に向き合うことが出来ていたなら この夏も一緒に 眠れたのかな
D♭の音がする あなただけが悪いわけじゃない
私だけが悪わけじゃない わかってるからこそ
最近まともにケンカも できなくなってた
今更あなたにぶつけて 何になるの?
それでも涙が止まらなくて ごめんねと笑った
やっぱ優しいあなただから ごめんねと泣いてた
春夏秋冬 風運ぶ鈴の音に 私は密かに幸せを感じてた
これからは少しの痛みも一緒に D♭の音を奏でるのでしょう
M6 きもだめし
おばけなんていないよ
暗い森の中でも
おばけなんていないよ
怖くなんてないよ
おばけはねいるんだよ
見えていないだけだよ
おばけはねいるんだよ
ここにだっているんだよ
居ることの証明
居ないことの証明
今はまだ誰もできない
何を信じればいいの?
令和のきもだめし ぞろぞろみんな始めてる
それぞれの場所で怖いものが違う
恐る恐る進め だけど進むからには
しゃんと胸を張れ おばけになってしまうぞ
おばけだっていいから
会いたい人がいるよ
おばけだっていいから
笑顔にさせてみたいよ
おばけになってしまっても
驚かせたりなんてしないよ
おばけになってしまっても
助けたい人がいるよ
信じるものが違うと
見えてる世界も違う
だけど争いはいつでも
同じ世界で起きる
令和のきもだめし そろそろみんな疲れている
いつか終わりが来る ことだけわかっているから
のらりくらり進め だけど進むからには
誰も否定するな おばけになってしまうぞ
令和のきもだめし 全てが終わった後には
うらめしやじゃなくて ありがたやと言いたい
1歩1歩進め だけど進むからには
後悔はするな おばけになってしまっても
M7 114
忘れ物 探して 迷い込んだ 森は深く
間違わず 辿り着いて 今も聞こえる君の声
今歩くは 長い橋の上
揺れてる 震えてる
この足を ただ前に
2度と戻らぬ覚悟を決めて
さよならする為生まれてきた いつだって後悔をしないように
でもいざ始まるこの時間は 名残惜しくて寂しくて愛しくて
これでよかったの これでよかったの? これでよかったの…
冷たい手を握りかえす あの日の出会いがヒカリだった
天と地を繋ぐものたちよ あるべき場所に君を 還して
今が このまま 続いていくかのように
笑ってた 夢みてた
幸せを疑わず
幼い苛立ちさえぶつけて
サヨナラする為嘘をついた
もう2度と会えないとわかっていても
また必ず会いましょうと笑うと
涙溢れて悲しくて優しくて
それでもいいの それでもいいの? それでもいいの…
M8 旅立つ君の
褒められ 喜んで 噛み締めたり
叱られ 苛立って 飲み込んだり
なりたい自分を 探し始めた
尊い目に今 何が映る
ちゃっかりモテてしまう プリンセス
孤高に愛される 才能人
慈善活動好きの 大富豪
まぁ 一度はなってみたいよね
でも君は誰かになりたい訳ではない
君は最高の君になりたいのさ
旅立つ君の背中にはもう 追い風しか吹いてないのに
踏み出そうとするその足は震えてる
旅立つ君の背中に今 翼を授けよう
追い風に乗ってどこまでも飛んで行け
大丈夫 君なら行けるさ
だってその風は君が吹かせたもの
愛され 愛して 愛とは何だ
負けても 無くしても 生きるのか
なれない自分を 慰めてる
なれない自分ばかりが 増えて行く
それでも誰かになりたい訳ではない
僕は最高の僕になりたいのさ
旅立つ僕の背中にはもう 追い風しか吹いてないのに
目の前の大きな壁が逆流を起こす
旅立つ僕の背中に今 翼を授けよう
乱気流を超え 青空を目指すのさ
大丈夫 僕ならやれるさ
だってこの壁は僕が作ったもの
