作詞作曲:クラウソラス
寒さに耐える水鳥を あの日の君もここから見たのか
何を抱えているかなんて 他人にはわかるはずもない
藁をも掴む思いは 沈みゆく夕日の赤に消えた
そんなに暗い顔をしないで 希望と一緒に絶望も染まって消え
誰もかれも皆 勝手なことばかり言うからさ
真面目に話なんて 聞かなくてもいいのにさ
順序立ててしか 進めない愛しい人よ
納得行くまで 落ち込んでその後は
忘れてしまえ 忘れてしまえよ
昨日の涙は昨日に置いて行け
忘れてしまえ 忘れてしまえよ
明日への不安は明日に任せて 今日はもう おやすみ
怒りに任せて気持ちいいか 悲しみに飲まれて楽しいか
寒さに耐える水鳥を 可哀想な目で見てないか
本当のところなんて 誰にもわかるはずはないさ
そんなに悲しい顔しないで 分かり合えないからこそ人は人に寄り添える
だから今だけは 側にいて優しい人よ
溺れそうな君の手を僕が掴むから
忘れてしまえ 忘れてしまえよ
もういくつ寝ると 新しい風が吹いて
忘れてしまえ 忘れてしまえよ
果てしない夜を何度でも越えて また明日 おはよう
僕たちは全ての出来事を いつの日か必ず思い出す
物語が終わった時に 忘却の彼方で君が笑えますように
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