善と悪の狭間を行く 神は僕を許し給うか
怖いな わかってる でも気づいたら 踏み外してしまいそうだ
唇を重ねる瞬間は いつも アルコールの匂いがして
そうでもしなきゃ触れないものが僕だよ それなのに
愛を歌っている 明らかに歌っている
あなたを好きというこの気持ちが 愛を冒涜している
この街のメロディーは 心変わりをして行くのに
鼓膜に響く心音だけが 恋を象徴している
神を愛と呼ぶのなら 想うだけなら罪ではないか
あなたを照らしたい 幸せにしたい でもそれは僕の役目じゃない
工事現場の騒音も 今日は 孤独なものにつけ込んで
後ろめたさを掻き立てる うんざりするほど グレイな夜に
壊してしまえばいい 忘れてしまえばいい
そのどれもがきっと嘘になる ただ笑っていてほしい
愛を歌っている あちこちで歌っている
あなたを好きというこの気持ちが 愛を冒涜している
この街のメロディは 声変わりしていくのに
鼓膜に響く心音だけは ずっと愛を歌っている
善と悪の狭間を行く 神は僕を許し給うか…
©2020 Claíomh Solais(※無断転載・複製禁止)